メディアタイアップ・記事広告の圧倒的な効果について
by 佐藤 岳 on 5/30/19 12:00 AM
GAXマーケティングの代表 佐藤岳が、記事広告を通じてリード獲得数を増加させた取り組みを、アイティメディア株式会社の記事広告の導入事例として取材されました。2016年末デジタル広告ではリード獲得数が伸び悩み、2017年1月〜記事広告の連載をスタート。記事広告からリード獲得数を増加した取り組みをご紹介します。
2016年末時点、運用型広告でやるべきことはやり尽くし、CPAが下げ止まっていました。そんな状況で新たな集客施策はないだろうか、と思案する過程で、以前、勤めていたトレンドマイクロ株式会社で 2004年〜日経BP社が運営するITpro というIT専門サイトでタイアップ記事の連載をしたところ大反響をいただきリード獲得にも貢献していたことを思い出しました。
そこで、複数のメディア企業へコンタクトし、Web会議サービスを、会議以外の用途に活用しているお客様事例をメインにしたメディアタイアップの企画を相談したところ、ITmedia NEWS編集部の編集長 本宮 学さんが、新しい「仕事のしかた」というコンセプトの連載をご提案いただきました。2017年1月より ITmedia NEWS - 新しい「仕事のしかた」 でメディアタイアップを開始しました。
2017年上期(1月〜6月)に公開したコンテンツは以下の通りです(公開順)
- 気鋭のグロースハッカー集団、その正体は「お母さん」たち!? 福岡発「ママグロースハッカーズ」の挑戦
- ビズリーチが“オンライン営業”をはじめた理由 スピード成長の舞台裏とは?
- “最も人口が少ない県”で生まれたITベンチャーがいま、全国展開する理由
- 里山で生まれた「新しい働き方」――郡上八幡のシェアオフィス「HUB GUJO」が目指すもの
これらのタイアップ記事を公開した後に、当社Webサイトへの流入やコンバージョンの状況をGoogle Analyticsで定期的に確認、分析していました。その結果、タイアップ記事を公開すると、お問い合わせや資料請求など、高確度のインバウンドが、タイアップ広告を実施する前にくらべて約2割触れていることがわかりました。
この数値の効果はとても高いので、計測や分析に誤りがないのか、何度も、さまざまな視点で丁寧に解析しました。解析の結果は、タイアップ記事がインバウンド数の増加に寄与しているという結論でした。
正直、驚き共に嬉しさもありました。もしかしたら、まぐれ的な結果ではないか、という思いから、当初は予算化していませんでしたが、効果検証を目的に以下の記事の公開を追加で行いました。
2017年下期(7月〜12月)に公開したコンテンツ
- 「会社に来て仕事しろ」という上司に、むりやりリモートワークさせてみた(2017/8/14公開)
- 編集長が突然「明日から地方で働きます」――社内に残されたメンバーの運命は!? (2017/8/21公開)
- 「自席で働くのは命令です」――化石化した上司に反抗してみた(2017/12/4 公開)
少々、刺激的なタイトルの記事が並んでいます。これらのタイトルだけ見ると、上期の結果が良さそうだから下期は、ちょっと煽り気味のタイトルで効果増を狙っているのではないか、と思われがちです。もちろん、そのような狙いではなく、しっかりとコミュニケーションの企画をした結果のアウトプットがこのような記事になりました。
8月に公開した編集長のリモートワーク体験記事と、その次の編集部の記事については、私自身が、2017年2月〜6月まで岐阜県の郡上市でテレワークした体験記が思った以上の反響をいただいたため、ITmedia NEWS 編集長にもリモートワークを体験してもらい、その体験を記事にしてもらえないか、という相談がきっかけでした。
もちろん、編集長がリモートワークするとなると、残されたメンバーの皆さまは滞りなくお仕事をつづけられるのか、という課題が持ち上がります。その辺りは、当社の製品・サービスをご活用いただきながら、体験記という体裁で記事にしていただきました。この企画には、当時編集部に所属されていた太田 智美さんが、記事案の企画から執筆まで担当していただき、とても反響の大きい記事に仕上がりました。
公開日を8/14に設定したのは、日本三大盆踊りの一つ、郡上おどりの開催期間であり、郡上市に注目が集まるためです。郡上踊りのファンは全国にいらっしゃいます。郡上八幡が大好きという熱烈なファンの方が多数いらっしゃることも生活して知りました。であれば、郡上踊りの期間中に、HUB GUJOというシェアオフィス、コワーキングスペースでテレワークしながら夜は踊りに行く、というスタイルも提案できると考えました。
Google Analyticsでの計測では、上期と同様にタイアップ広告からのインバウンドが2割増えていました。それらの結果を踏まえ、2017年12月から マーケティング効果測定プラットフォーム 「AD EBiS(アドエビス)」の活用を開始し、タイアップ広告の効果測定を開始。
アドエビスにより、広告をご覧になり関連リンクをクリックして当社のWebサイトへ訪問された方からのインバウンドの数(直接効果)のみならず、広告をご覧になり関連リンクをクリックして後日、検索エンジンなどの別の手段で訪問された方からのインバウンド数(間接効果)も把握できるようになりました。
2018年は、以下の15本のタイアップ記事を公開しました。
- JALの整備士がコミュニケーション基盤を刷新した理由
- 新卒半年で“支社長”に!? 全国展開を進める急成長ベンチャー「あしたのチーム」、その秘密は
- 「テレワークでちゃんと働ける?」「時間管理はどうする」――人事部の不安を解消する「オレンジ」ワークスタイルとは
- コニカミノルタがなぜ「ニオイセンサー」? “常識壊す”新製品が生まれる背景
- 「好きなだけテレワークOK」と言われたとき、人の働き方はどうなるのか “イクメン”デザイナー・山田さんの場合
- 顧客が安心して相談できる銀行を目指して 東京スター銀行がテレビ会議を導入した理由
- 育休中の女性にじわり浸透 マネジメント学ぶ「育休プチMBA」成長の秘密
- 大正時代から続く老舗バス会社がIT化を進めたら 役員会議はどう変わる?
- 「テレビの向こうに同級生がおる!」――児童はわずか数人、山間地域の小学校で「遠隔教育」が実現したわけ
- ロボット教室、狩猟者マッチングサイト――岐阜の里山で新規事業が生まれる理由
- 「社会人からクリエイターになる」志を折らないために デジタルハリウッドが出した答え
- トラックを持たない“異色の物流企業”、大塚倉庫がオフィスを大規模リノベーションした理由
- 「USENといえば音楽配信」からの脱却 “進化”に必要だったもの
- 「薬をもらうこと」を簡単に――薬剤師・エンジニアを経て起業、気鋭の医療ベンチャーが見据える未来
- 「若者の流出食い止めたい」 地元企業に学生を振り向かせた、静岡新聞社の秘策
その結果は、インバウンド獲得の直接・間接効果でディスプレイ広告を圧倒する効果がありました をご覧ください。ご覧いただくためには、フォームに必要事項を記入し送信する必要がありますので、あらかじめご了承ください。
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